先日バージョンアップしました、Root権限不要で特定アプリの通信データを補足するtPacketCaptureのソースコードライセンス販売を正式に開始しました。

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詳細は以下のニュースリリースを参照ください。

root権限不要・Androidアプリの通信データを捕捉する 『tPacketCapture Pro』ソースコードライセンス提供開始
~用途に応じて改変・他のソフトウェアやシステムへの組み込み可能~

 

何故このようなソースコードライセンス販売を開始したのか

価格は400万円です!このフリーの時代に何故その値段!といわれちゃいそうなのですが….
無料にしても何も利益でないですし、視点を変えると安い価格です。
そんな値段で需要はあるのかと言われると、実際あるわけ(あった)ので、ガンガン売れるものではないですが、弊社メニューとして加えました。

ここまで来るには色々ありまして、当初からソースコードライセンスを想定していたわけでは、ありませんでした。

tPacketCaptureの技術アイディアを思いついた時は、誰かが作る前に公開しなきゃ!世界で一番早く出すんだ!と思い、プロトタイプ開発(アイディアが実現可能か?)を行い、実現可能な事がわかると本開発と非常に急いで作りました。(私は応援してただけだけど)。tPacketCaptureをリリースした時驚かれた人も多いと思いますが、「VPNをパケットキャプチャに使ってみる」という種明かしも同時にしましたので(VPNService使っているので種明かししざるをえないw)、ははぁーんと思った人も多いと思います。その手があったか!やられた!と思った人を見て、にやにやしてました。

ロジックの種明かしをしてしまえば、実現している物がtPacketCaptureとしてあるわけですし(実現できるかどうかを調査するのは、できない時のリスクを背負うので大変)作るのは、大変ですけど、そんなに難しくありません。

リリース後は、メールでどうやってやっているんだ?とか日本含め、海外からすごいお問い合わせを受けたりもしました。最初は丁寧に答えたりしてたんですが、答えても返答帰ってきません(まぁ、そんなもんです)。種明かししているのでそれで、作れない人は、教えても多分作れません。この手の物は自分で考えて、勉強して作るしかないんです….

オープンソースとして公開して欲しいとの話も合ったんですが、誰得?誰が使うの?って感じです。広告カッターぐらいにしか使えません。本当に真面目にこの仕組みを使いたいのであれば、作ってしまえばいいだけですし、どちらかと言えば、ユーザにとって危険なソフトを作られる可能性が多いので公開はしませんでした。
後、公開って簡単にいうけど、ソースコード綺麗にしなきゃいけないし、コメント書かなきゃいけないし、質問くるだろうし、コミュニティが形成されればいいですけど、めんどい…

途中PRO版を1000円で販売したり、広告非表示にするソフトを作ってみたり、FireWallソフトを作ってみたりと色々プロトタイプは作ったんですが、利益を出そうと思うとこの手のアプリは非常に難しいです。物を作る事はできるのですが、ビジネスプラン?(そんな大げさな物でもないですが)がなかなか描けませんでした。

そうこうするうちに、Tao RiskFinderが好調になり開発が始まったり、受託開発の方が忙しくなったりと、tPacketCaptureは放置プレイとなっていました。

ところが、ある日、日本の大きな会社さんから、「うちのアメリカの本社から何回もメール送ってるんだけど返事ないけどどうなの?」というメールがありました。えーと思ったら、見事に迷惑メールホルダーに…. 結局それはソースコードを買いたいというお話でした!(さすが大手!)特に断る理由もないので、話はトントン拍子に進みましたが、価格設定が非常に難しかったです。タオで開発にかかった費用もいいですが、外部にこのソフトの開発依頼を出したとしたら、これぐらいなら安いでしょ!という価格設定にしました。(バグもなくなってるし、枯れてるコードだし)。日本の会社さんから、1から作ってという話はあったのですが、基本的に忙しくて人がアサインできなかったことや条件面もありお断りしてしまいました。ソースコードライセンスであればタオとしては瑕疵も気にする必要ありませんし、購入側に取っては、時間も買えるし、品質も買えるということで、さくっと決まりました。タオとしては、お金になると思っていなかった物で突然利益が出たわけですので、ほくほくです。(海外との契約書とか大変だったけど、日本法人の方にお手伝い頂きお世話になりました。)

そんな感じで売れたのですが、流石にこれはマグレで運がよかっただけだと思っていました。ところが、別の大手会社さんからtPacketCaptureの事でというお問い合わせがあり、お会いしてお話している途中で、ソースコードライセンスもありますよというお話をしたら、これもトントン拍子に進んでしまいました。(ありがとうございました)

ということで、あれ?もしかして、すごい需要はないけど、もしかしてニッチ需要ある?と思い正式にリリースする事にしました。ご興味がある方はご連絡頂けたらと思います。

アプリケーションの収益モデルは、無料で広告、100円で大量にとかが流行っていますが、昔ながらのこういった収益モデルもあるって事でブログに書いてみました。
何億も稼いでいるようなアプリと比べると収益は少ないですが、我々のような技術ベースの会社としては、自己満足のプロダクトを作ってそれが黒字になれば、万々歳です!(まぐれだけど…)

前のブログで書きましたtPacketCaptureの黒字化の顛末はこんな感じです、決して1000円のPRO版が沢山売れたわけではありません。あしからず

関連リンク

Android app on Google Play 無料版

Android app on Google Play PRO版(1000円)

About tPaketCapture」の詳しい説明