2010年5月の話になりますが、Google I/Oにてアンドロイド2.2が発表されました。そこでEnterprise機能の強化が挙げられており少し調査してブログの記事にしていたのですが、その後秋のアンドロイドラッシュに向けて非常に忙しくなってしまったので、詰めの文章を書く事ができずに最終稿にできずにいました。

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こういった記事は、いっきに書かないと、自分の中で理解をしてしまっているため、永遠に書く機会がなくなり死蔵してしまうのですが、いいタイミングでソフトウェアデザインに書かせて頂く事ができましたので、まとめる事ができました。

Software Design (ソフトウェア デザイン) 2011年 02月号 [雑誌]

Android Device Admin API関連は、結構できる事が狭いので、機能を全て網羅して記事にすることができました。自画自賛ですがまとめ記事としては良いと思うので一度ご覧ください。

以下昔に書いた記事です。(消すのももったいないので)(以下の文章で「現在」としているのは、2.2が出た時点の事です)

簡単に言えばAdministrator特権を用意し、パスワードの設定や、端末のデータ除去をリモートから行えるようにしようという事で用意された機能なのですが、リモートから云々は組み合わせの機能となり、Admin API群で実現しようとしているのは、Admini特権を持ったアプリケーションで、端末データの初期化やパスワード関係のハンドリングです。

パスワード機能

今まで端末のパスワードは、9個の丸?を使ったパターンのみでしたが、今回の拡張で数字やアルファベット等の文字によるパスワード設定も可能となりました。エンタープライズ向けをうたうのですから当たり前の機能追加です。

位置情報とセキュリティ設定画面が以下のように変更されています。

ここで関連するのは、一番上の「画面ロックの変更」と「デバイス管理者を選択」の2つです。先に「画面ロックの変更」を見ていきます。

今までは、「なし」と「パターン」だけだのですが、「PIN」と「パスワード」が増えています。

パターン入力画面

PIN入力画面です。数字で4文字以上16桁以内で入力します。

文字をパスワードとして入力します。こちらも4桁以上16桁以内です。

デバイス管理者を選択

まっさらな状態の端末ではここには何も表示されません。上記画面はAPI DEMOと自分で作成した2つのデバイス管理者プログラムが表示されています。後半に説明しますが、2.2のAPI DEMOプログラムに機能をほとんど網羅したサンプルがありますのでこれを基に調査を進めると早いと思います。

「デバイス管理者」とは正確に表現すると「デバイスを管理できる権限をもったアプリケーション」を指します。ここでチェックがついているのは権限を与えたもので、権限を与える時に以下のようなすごく恐ろしい確認メッセージが表示されます。

と、ここまでです。ぶちぎりですいませんが、これ以降は、SDデザイン2011年2月号をご覧ください。(1月18日発売です)

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