Android OS 4.2 パーミッションの変更点

Android OS 4.2でPermission Groupが倍に膨れ上がる変更がありました。パーミッション自体の変更についてはそんなにありません。新しく追加されたパーミッションはなく、Protection Levelがちょこちょこと変更になりました。

android-jellybean.png

使えなくなったパーミッション

プロテクションレベルが、Signature|System等に変更され一般のアプリケーションから使用不可能になった物です

  • CHANGE_CONFIGURATION
    4.2からsignature|system|development、それ以前はdangerous
  • MOUNT_FORMAT_FILESYSTEMS
    4.2からsystem|signature、それ以前はdangerous
  • MOUNT_UNMOUNT_FILESYSTEMS
    4.2からsystem|signature、それ以前はdangerous

普通のアプリにはあまり影響はないですが、ツール系で少し動かなくなるアプリが出ます。

ゆるくなったパーミッション

dangerousからnormalへ変更された

  • CHANGE_NETWORK_STATE
    4.2からnormal、それ以前はdangerous
  • MODIFY_AUDIO_SETTINGS
    4.2からnormal、それ以前はdangerous
  • REORDER_TASKS
    4.2からnormal、それ以前はdangerous
  • SET_TIME_ZONE
    4.2からnormal、それ以前はdangerous
  • WAKE_LOCK
    4.2からnormal、それ以前はdangerous
  • WRITE_SETTINGS 
    4.2からnormal、それ以前はdangerous
  • WRITE_SYNC_SETTINGS
    4.2からnormal、それ以前はdangerous

ぎびしくなったパーミッション

normalからdangerousに変更になった

  • BATTERY_STATS
    4.2からdangerous、それ以前はnormal

まとめ

Android Security本を書くときにMODIFY_AUDIO_SETTINGSがdangerousな理由が良くわからなかったのですが、今回normalになって頭の中がすっきりしました。

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