Tizen SDK インストール

Android専業で行ってきているタオソフトウェアですが、他に興味が無いわけではありません。

最近は、iOS/Android以外のモバイル向けプラットフォームも色々騒がれている状況なので、
ちょっとAndroid以外のものに浮気してみようかと思います。

候補としては

あたりでしょうか。

実はTizen以外、MWC2013でちょこっと触ったり、間近でみたりしてきたので、
2月18日にTizenがアップデートされていることもあり、最新版をインストールしてみました。

なお今回は、SDKのインストールまでです。

TIZEN 2.0 MAGNOLIA SDK のダウンロード

2013年3月現在で、TIZEN 2.0 MAGNOLIA SDK がダウンロードできるようになっています。

Tizenのトップに、ダウンロードのリンクがありますので、まずはクリックします。

tizen_top.png

ダウンロードページから、自分の環境にあったインストーラーをダウンロードしてください。

tizen_download.png

今回はWindows7(64bit)にインストールしてみますので、tizen-sdk-2.0-windows64.exeをダウンロードしました。

なお、インストーラーにはSDKが含まれていません。
インストーラ起動後にサーバからダウンロードするか、事前にSDKをダウンロードするかのいずれかの方法でインストールすることとなります。
今回は、SDKを事前にダウンロードしておく方法でインストールを行いました。

なお、このページには、推奨環境も記載されているのでチェックしましょう。

一応、執筆時点の環境をサイトから引用しておきます。

  • Ubuntu® 11.10 or 12.04 (32- or 64-bit), Microsoft Windows® XP (32-bit), Microsoft Windows® 7 (32- or 64-bit), Apple Mac OS® X 10.7 Lion (64-bit), or Apple Mac OS® X 10.8 Mountain Lion (64-bit)
  • At least dual-core 2 GHz of CPU
  • At least 2 GB of RAM memory
  • At least 3 GB of free disk space
  • Oracle® Java* v6 or later (do not use OpenJDK)
  • Local administrator authority
  • In Ubuntu® 11.10, the following packages: procps, gettext, libdbus-1-3, libcurl3, expect, gtk2-engines_pixbuf, grep, zip, make, and qemu-user-static.
  • In Ubuntu® 12.04, the following packages: procps, gettext, libdbus-1-3, libcurl3, expect, gtk2-engines_pixbuf, grep, zip, make, qemu-user-static, and libwebkitgtk-1.0-0.

結構高めのスペックが要求されるようです。

また、エミュレータに関しても別途記載があるので、こちらも引用です。

  • Intel VTx supported by CPU (recommended)
  • At least 1280 x 1024 screen resolution
  • Latest vendor-provided version of the graphic card driver for OpenGL® ES acceleration

こっちもノートPCだと厳しい場合がでてきそうですね。

なお、推奨スペックに関しては、2.0Alphaのときから変更になっているものも有りますので、必ず確認することをお勧めします。

Tizen SDKのインストール

SDKのインストールを行います。

もし、JDKのインストールが済んでいないようでしたら、事前にOracleのサイトからダウンロードしてインストールしておいてください。

また、インストールを進めていくと、HAXMのインストールが行われるので、事前にBIOS等の設定でVTxが有効になっているか確認しておくことをおすすめします。

それでは、ダウンロードしたインストーラーを起動します。

このような画面が立ち上がってきます。

install1.png

まずは、Advancedをクリックしましょう。

install2.png

Advanced Configration画面が表示されます。
このとき、Defaultでは、Package Serverにチェックが入っている状態かと思います。
SDKをダウンロードしていない状態でしたら、このままOKで戻ってもらって構いません。
今回は、SDKを事前にダウンロードしておきましたので、SDK imageをチェックし、ダウンロードしたファイルを選択して、OKボタンを押しました。

OKボタンを押したことで元の画面に戻りますので、ここでNextボタンをクリックします。
License Agreementの画面となりますので、内容を読んで了承出来るか確認してください。

install3.png

了承出来る場合は、I agree to the License Agreement.にチェックを入れてください。
Nextボタンが有効となりますので、Nextボタンを押しましょう。
次はInstall Typeの選択です。

install4.png

通常は、Typicalで問題ないかと思いますが、今回はCustomで全てをインストールするよう選択しました。
Install Typeを選択したら、またNextボタンをクリックします。
次はSDK等をインストールするディレクトリの選択です。

install5.png

インストールする場所を指定して、Installボタンをクリックします。
インストールが開始されますので、しばらく待ってください。

install6.png

しばらく待つと、Intel Hardware Accelerated Execution Manager(HAXM)のインストーラが立ち上がってきました。

install8.png

これは、エミュレータの推奨環境で出てきたVTxを利用するためのものです。
Nextボタンで進めましょう。

End-User License Agreementの画面が表示されます。

install9.png

面倒ですが、これについても内容を確認の上、I accept the terms in the License Agreement.にチェックを入れ、Nextボタンをクリックします。

HAXMでどれだけメモリを使うのか指定します。

install10.png

今回は面倒なのでDefaultのまま、Nextボタンです^^;

インストールの準備が出来た旨表示されますので、Installボタンをクリックしましょう。

install11.png

インストールが正常に終了したら、この画面がでますので、Finishボタンを押してください。

install12.png

Tizenのインストーラに戻り、インストールが完了します。

これで一応開発環境からエミュレータまでインストールが完了しました。
Windowsのメニューを確認すると、Tizen関連のアプリがいくつか確認できます。

menu.png

なお、アンインストールする場合は、TizenSDKのInstallManagerを起動しましょう。
SDKのインストールを行ったときと同じ画面が表示され、Uninstall the Tizen SDKが選択できるようになっていますので、
チェックしたのちNextボタンで進めていけばアンインストールできます。

本当はエミュレータの起動までを書く予定でしたが、疲れてしまったので、別途続きを書くことにします。
m(__)m


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