タオバイザーのクラウドファンディング始めました!

本日から、30日間を期限として、CardBoard互換の3Dのぞきメガネのクラウドファンディングを始めました。

今現在45人もの人に応援頂いています。ありがとうございます。

keyvisual

Google I/Oで配布されたCardBoard、前にブログに書いたのですが結構気に入ってもやもやしてました。

頭にディスプレイを付けるヘッドマウントディスプレイは大きく、透過型と非透過型(没入型)との2つに分ける事ができます。

透過型の代表例は、Google Glassです。装着した状態で外の状態を見る事ができます。そのため生活を補助する機能、仕事を補助する機能で期待されています。Google Glass、Vuzixは片目ディスプレイですが、両目ディスプレイとしては、EPSONのMoverioがあります。

 

非透過型(没入型)の代表例は、Oculus Riftが上げられます。まだ製品としてはリリースされていませんが、多くの人に注目されています。装着した時に外の世界はまったく見えません。3Dゲームをしたい、映像を見るために使用するのが一番わかり安い使い方です。ディスプレイに表示された物しか見えないため、没入しやすく、強力にその世界に入る事ができます。しかしながら、周りが見えないので、装着して歩いてまわったりは非常に危険です。Oculus Rift以外には、只のディスプレイですが、ソニーのHMZシリーズも没入型で、CardBoardも没入型、もちろんタオバイザーも没入型です。
実はこの没入型昔から注目されていて、いろんな方がプロトタイプを作ってみたり、CardBoardのような製品を作ってきたりしていました。

3Dのブームは過去に何回もありました。アンドロイドが出始めの頃、シャープさんを筆頭に、裸眼で見れる(めがねいらない)3Dアンドロイド端末も出していました。その前は3D DVDが流行った時期もありました。(最近3Dブルーレイのソフトのリリースは少ないですね)、こういったものは、技術の発展やその時の経済状況によって、何度もブームがきて消えていくのですが、3D関連はそろそろ本格的に来るのではないかな?と思っています。

Google Glassは素晴らしいのですが、透過型デバイスは、なんとなくできる事、できない事がイメージできてしまいます。問題点も技術がもう少し進歩すればできるね、プライバシー問題がどうのこうのと既に色々考えられてちょっと面白くありません。

没入型はどうでしょうか?没入型ってどんな感じか想像が非常に難しいです。Oculus Riftの方々も、これは体感しないと分からない!と語っています。
確かに、イベントなどでKinnnekoさんのFake Riftを体験する人々が、みな一様に凄い凄い!こんな体験初めてと言っていました。(けっこううらやましいです。だってセキュリティ製品て完全に説明するには30分ぐらいかかりますから。。。)

実際やっている技術の人々にとっては、そんな大したことはないとおもっているんでしょうが、知らない人にとってはすごい技術です。知っている人にとっては既知の物で、昔からある物なのに、一般向けにうまく展開して大きくなった例は結構あります。(例:メッセンジャー→LINE、RSSリーダ→いろいろ流行ってますね)。すぐに本格的に化けるわけではありませんが、そろそろの兆しがあるのではないでしょうか?

しかしながら、メガネの大きな問題は、メガネが必要であるということです。
しかも透過型メガネとは異なり、没入型は体験しないとその実力が見えません。
ビジネスモデルを考える人、企画を考える人、ソフトを開発する人いろんな人に体験してもらわないと、新しいアイディアや発展は出てきません。
そんな中で、‘Googleがダンボールで作られたCardBoardを出しました。設計書もネットに上がっています。徐々にですが、体験できる環境は広がっています。

日本ではどうでしょう?私は、GoogleI/Oのお土産を使って組み立てたのですが、ダンボールを自分で切ったり、100円ショップでレンズを購入したりと強者が沢山います。

また、有志の方々による勉強会も開かれています。

2014年7月 横浜支部定例会

Small Steps Everyday - 勉強会に初めて参加してみた/日本アンドロイドの会 横浜支部 定例会

日本Androidの会浜松支部 第40回ミーティング

CardBoardを組み立ててVRを体験しよう(これから)

材料集めて(特にレンズ)、ダンボール切って、組み立ててという一連の作業は面白いのですが、やはり時間がかかります。時間をかけて楽しむベースで作っているのであれば、それは問題ないのですが、もっと手軽にしないと、3DVRを色々な人に体験してもらう事はできません。

また、3DVRを体験したことがないプログラマが3DVR用アプリを作るはずはありません。3DVRは色々なアイディアを与えてくれるので、是非アプリ開発者に体験してもらいたいと思っているのですが、いくら物つくりが好きだといっても、多くのアプリ開発者がCardBoardを自作するかといえば違うと思っています。

この辺り、もやもやとしていたのですが、CardBoardがGoogleから出る前から3DVRヘッドマウントディスプレイ(100円ショップの部材で作成)を作製していたKinnekoさんと話をしたところ、それでは協力して量産できるような仕組みを作れるかやってみよう!という事になりました。

名前は、Kinnekoさんにつけてもらいました、「タオバイザー」

凄くいいと思っても一人よがりというのは、良くあります。どれぐらいの方に応援してもらえるのかという事を知るためにも、クラウドファンディングも活用してみよう!という事になりました。
そして、本日ようやくクラウドファンディングを開始しました。

今は、体験者が非常にすくないため、コンテンツ不足、コンテンツ不足による体験不足といった感じだと思っています。多くの人に使ってもらう事で、卵と鶏の関係になっている状態を、ある程度打破できたらと思っています。
また、現在勉強会等では材料を集めるのが大変です(特にレンズ!)その辺りを解決して簡単に勉強会が開かれ、ワイワイガヤガヤと工作ができる機会が増えたらと思っています。

ほんとは、子供の夏休みの自由研究に間に合うようにしたかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。(うちの子はまだ宿題終わらせてませんが…)

ご興味がある方は応援して頂けたらと思っています。

タオバイザー:Google cardboard互換3Dのぞきメガネを作ります

 

 


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